MENU

 自分はてっきりセフレという関係は、無味乾燥な肉体関係を持つものだと思い込んでいました。
地方出張に出かけて知り合う女性たち、どの地域の女性たちも同様の反応しか見せなかったし、それまではネットでセフレを作るなんて事もした事がありませんでしたから、これが当たり前の事実なのだと思い込んでいたのです。
ですが、同僚はいきなり業者だと言い出したのでした。
「あのな、業者ってマジで知らないでセフレ作ってたのか?」
呆れ顔で若干嘲笑しながら自分に言葉を向けてきました。
「そ、そうだけど…なにかいけないことでもしてるかな?」
「別に悪いことだって言うんじゃないんだけどさ、業者だとか知らないんじゃ危険だぜ」
「だからその業者っていうのは一体なんなのさ」
なかなか質問に答えてくれない同僚は、呆れたような顔をするばかりだったのです。
確かに業者という存在は全く知りませんでしたし、だけど割り切り掲示板を利用することで実際に女性と出会うことが出来ていたために問題が無いと考えていました。
呆れ顔の同僚の様子を見ていて、もしかしたら何か大失態でもしているのかな?という気持ちになってしまったのです。
「それってさ、無料で利用が出来る掲示板じゃないのか?」
「そうだけど…」
「お前が相手にしていたのは、セックスがしたい素人の女じゃないんだよ」
「ええっマジで?」
彼のこの一言はかなり強烈に頭の中に響いて行きました。

素人の女じゃない、それじゃ今の女なんだよ?って感じになってしまったのです。
「デリヘル業者はな、無料の掲示板なんかを利用して相手を見つけては女を派遣しているんだよ。
だからマグロみたいな女ばっかりだったろう」
「うん確かに…」
「確かに簡単に知り合うことも出来るし、低料金でセックスすることは出来るんだけれど、支払う価値が無いようなセックスしか出来ないんだよね」
彼はズバリ自分がやってきたセックスを言い当てていったのです。
自分が相手にしていたのが、セフレを求めている一般的な女性ではなかったことには、ショックを受けてしまいました。